カントリー&フォークには「ホーボー・ソング」というジャンルが存在する。カーター・ファミリーの「ワバッシュ・キャノンボール」などが代表例で、この「ホーボー(hobo)」という米語は、主に無賃で貨車等を使って移動する渡り労働者(ある論述では「鉄道乞食」の表現も)を意味するという。なかなかイメージしづらいホーボーであるが、ロバート・アルドリッチ監督の「北国の帝王」(1973年)を観て納得できた。大恐慌最中の1930年代、ホーボー同士のタダ乗り競争に阻止を図る車掌を加えた三つ巴の対決ドラマ、主演・帝王のリー・マーヴィンと車掌役(?思い出せない)が傑出した存在感、アルドリッチの職人演出が冴えをみせている。
0 件のコメント:
コメントを投稿