封切り上映はそろそろ終了かというところで、「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」(アン・リー監督)。ほとんど予告編程度の予備知識にて鑑賞、予測を超えて相当度インパクトを感じた映画ではあった。この感度の強さは、モンスターやエイリアンといった想像や空想の産物ではない猛獣へのシンプルな恐れ慄き。意外と普段の映画には、こんな感じはなかなかないけど、「ロザリンとライオン」(ジャン=ジャック・ベネックス監督、1898)を思い出した次第。
ストーリーが面白い。旧仏領インドで動物園を開いた父、母と兄のもと、多感な宗教感覚を育んだ変わりものの少年、家族と動物たちを伴ってカナダへ移住の航路途中、海難にあった漂流生活の後半、「ミーアキャットで埋まる人喰い浮島」にたどり着いて、一転、ファンタジーに展じるのは、どうなんだろう。主調は、表題通りに「トラとの漂流」によって、自分の存在・運命に関する節理を得るに至った哲学的なアクション・アドベンチャー・ムービーに受け取れたが。
回想譚形式のシナリオ構造。映像による回顧が一通り終わり、海難事故処理のため訪ねてきた日本人保険調査員が信じてくれなかったとして、語ったというアナザー・ストーリーも意味深長。たぶん、原作小説はクリアーに面白いのでしょう。少なくとも、以上の示唆と余韻で思考を巡らし感慨に浸るのもよい。
「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」の評価メモ
【自己満足度】=★★★★☆
【お勧め度】=★★★★☆
ストーリーが面白い。旧仏領インドで動物園を開いた父、母と兄のもと、多感な宗教感覚を育んだ変わりものの少年、家族と動物たちを伴ってカナダへ移住の航路途中、海難にあった漂流生活の後半、「ミーアキャットで埋まる人喰い浮島」にたどり着いて、一転、ファンタジーに展じるのは、どうなんだろう。主調は、表題通りに「トラとの漂流」によって、自分の存在・運命に関する節理を得るに至った哲学的なアクション・アドベンチャー・ムービーに受け取れたが。
回想譚形式のシナリオ構造。映像による回顧が一通り終わり、海難事故処理のため訪ねてきた日本人保険調査員が信じてくれなかったとして、語ったというアナザー・ストーリーも意味深長。たぶん、原作小説はクリアーに面白いのでしょう。少なくとも、以上の示唆と余韻で思考を巡らし感慨に浸るのもよい。
「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」の評価メモ
【自己満足度】=★★★★☆
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