2016年1月27日水曜日

『アンブロークン・サークル』

ちょうど、1週間前に90歳を数えた母が亡くなって、ようよう一人の時間が取れるようになったころから、邦盤仕様でコレクションしていたトリビュート盤の『アンブロークン・サークル カーター・ファミリーの遺産』(2004年)をローテーションする。16のトラック、名演ぞろい。母の葬送はジューン・カーター・キャッシュ(June Carter Cash)の「永遠の絆(Will the Circle Be Unbroken)」にて。「母の教え(Hold Fast To The Right)」っていうのもあり、ことらはジューン with ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)。
あるいは、ホワイツ(The Whites) with リッキー・スキャッグス(Ricky Scaggs)のは「天国での再会(Will My Mother Know Me There ?)」だしね。A.P.&サラ(Sara)のほうのカーター夫妻の子息であるジャネット(Janette)&ジョー・カーター(Joe Carter)は「幼な子モーゼ(Little Moses)」、エミルウ・ハリス(Emmylou Harris) with ピーソール・シスターズ(The Peasall Sisters)の「湖上のイエス(On The Sea Of Galilee)」、シェリル・クロウ(Sheryl Crow)の「天国の暮らし(No Depression)」とかね、ヒムというのかカントリー・ゴスペルに満ちた構成が慰めとしてもフィットしてしまった。
主としてカントリー・フォーク畑の豊かなで確かなパフォーマンスを提供してくれるた参加ミュージシャンの面々にも改めて関心と感心。