2016年10月14日金曜日

ボブ・ディランにノーベル文学賞だって!?

ボブ・ディランにノーベル文学賞だって!?このブログの視点から何か整理しておきたいタイミングであり。北米=西洋史の遺産としてのバラッドの本歌取り継承者、民衆音楽の咀嚼・翻案家。フォークリバイバル期の若き躍動感が好きだな。時代が求めていた「トピカルソング」を含めて。
もう少し考えてみよう。

2016年9月4日日曜日

♪ハートエイクス・バイ・ザ・ナンバー

同居はしていない父親のお世話(介護)に通う道すがら、モチベーション維持に即してカーオーディオでヘビーローテーションする楽曲の一つである「ハートエイクス・バイ・ザ・ナンバー」。まさに
カントリー・ゴールド、わが国の昭和の歌謡曲に相応する。歌としては切ない話なんだろうけど、どうしてか、メロディーラインやパフォーマンスは陽気に傾いて、その妙なバランスのためか、自らの境遇に照らして応援歌と感じて、口ずさんでしまう。
マルチナ・マクブライドの『タイムレス』(2005)にはレイ・プライスをオリジナルとしているとあったが、カントリー・シーンのシンガー・ソング・ライターで大御所といえるハーラン・ハワードの代表作。マクブライドはドワイト・ヨーカムを、『ザ・リスト』(2009)のロザンヌ・キャッシュはエルヴィス・コステロをフューチャーした録音は、男女掛け合いのジョイント・パフォーマンスが楽しめる。ヨーカムのコーラスはセクシーに、コステロのギターはベタなメロディーラインであるからこそのカッコよい味わいが。

2016年7月29日金曜日

どこにも行けない!?~介護生活なのか?

もう、1年は経過していなものの、同居はしていない80代半ばを超した父親の変調に対応を追われ、これが「先の見えない介護生活なのか」。傍ら、モチベーション維持のためカントリー・ミュージック系のアルバムのセレクションしたカー・オーディオで自らを鼓舞することに。
ニッティ・グリッティ・ダート・バンド(Nitty Gritty Dirt Band)の『永遠の絆(ウィル・ザ・サークル・ビー・アンブロークン)』のボリュームⅡ(1989年)収載、ジョン・ハイアット(John Hiatt)作で自身とロザンヌ・キャッシュ(Rosanne Cash)のジョイントで「ワン・ステップ・オーバー・ザ・ライン」、ボブ・ディラン(Bob Dylan)作でロジャー・マッギン(Roger McGuinn)がリードの「ユー・エイント・ゴーイング・ノーホエア」の下りが応援歌に、ヘビー・ローテーションし続ける。

2016年3月28日月曜日

♪ホエン・ゼイ・リング・ゾーズ・ゴールデン・ベルズ

サークル・ビー・アンブロークン気分を経て、最近のヘビー・ローテーションは、エミルウ・ハリス(Emmylou Harris)のアルバム『エンジェル・バンド』(1987年)から(♪エンジェル・バンド、2013/05/2)エンディングのトラッド、「ホエン・ゼイ・リング・ゾーズ・ゴールデン・ベルズ」。もっとものアルバム自体を繰り返し流しているのだが。
「ホエン・ゼイ・リング・ゾーズ・ゴールデン・ベルズ」、耳には馴染んでしまったのだが、マイ・ストックなど他の録音は思い当たらなかった。ロレッタ・リン(Loretta Lynn)も歌っている?このアルバムはエミルウパティ・ラブレス(Patty Loveles)の夫のエモリー・ゴールディ・ジュニア(Emory Gordy, Jr.)の共同プロデュースで、何故かこの楽曲のみエモリー&パティ夫妻のアレンジとなっている。パティの参加はないけどね。

2016年1月27日水曜日

『アンブロークン・サークル』

ちょうど、1週間前に90歳を数えた母が亡くなって、ようよう一人の時間が取れるようになったころから、邦盤仕様でコレクションしていたトリビュート盤の『アンブロークン・サークル カーター・ファミリーの遺産』(2004年)をローテーションする。16のトラック、名演ぞろい。母の葬送はジューン・カーター・キャッシュ(June Carter Cash)の「永遠の絆(Will the Circle Be Unbroken)」にて。「母の教え(Hold Fast To The Right)」っていうのもあり、ことらはジューン with ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)。
あるいは、ホワイツ(The Whites) with リッキー・スキャッグス(Ricky Scaggs)のは「天国での再会(Will My Mother Know Me There ?)」だしね。A.P.&サラ(Sara)のほうのカーター夫妻の子息であるジャネット(Janette)&ジョー・カーター(Joe Carter)は「幼な子モーゼ(Little Moses)」、エミルウ・ハリス(Emmylou Harris) with ピーソール・シスターズ(The Peasall Sisters)の「湖上のイエス(On The Sea Of Galilee)」、シェリル・クロウ(Sheryl Crow)の「天国の暮らし(No Depression)」とかね、ヒムというのかカントリー・ゴスペルに満ちた構成が慰めとしてもフィットしてしまった。
主としてカントリー・フォーク畑の豊かなで確かなパフォーマンスを提供してくれるた参加ミュージシャンの面々にも改めて関心と感心。