今春は桜の開花も早い。しばしの沈思を経て、マドックス・ブラザーズ&ローズ(Maddox Brothers & Rose)の廉価盤CD4枚組みから、『コレクション・オブ・スタンダード・セクレッド・ソングス』(1959
年)というゴスペル・アルバムの部分が、少し上向きにセットしたという現在の心持ちにフィットする。「アイル・フライ・アウェイ」とかね。件の「ファーザー・アロング」も収載されている訳だが、アルバム冒頭の「トランプ・オン・ザ・ストリート」の旋律は、「ファーザー・アロング」に重なっていることが気になる。「ファーザー・アロング」はカントリー・ゴスペルとしてスタンダード化しているが、「トランプ・オン・ザ・ストリート」は別の演奏を聞いたことないなぁーと思いを巡らす。さて、どっちがどうなのやらと。
◆追記◆
その後ちょっと調べてみて、「トランプ・オン・ザ・ストリート」、1940年代に活躍したアパラチア系のカントリー・シンガー、モリー・オデイ(Molly O'Day)の持ち歌らしいということは分かった。ベア・ファミリー・レコーズのコンピレーションCD『カントリー・ボーイズ・ドリーム』(2008年)に、モリー・オデイ&ザ・カンバーランド・マウンテン・フォークスによる1947年リリース版が収録されていた。流行歌としては、こちらがオリジナルといっていいのかな。楽曲クレジットは「Cole」のみとなっていて、これもさらにリサーチしてみると、グラディ&ヘイゼル・コール夫妻の共作だという。「ファーザー・アロング」との関連性までは及ばなかったが、ハンク・ウイリアムス(Hank Williams)も歌っているらしいことが分かった(手元のハンク・ディスクには収録なし)。
ちなみに、このコンピ盤には、やはりローズが十八番としているカントリー・ゴスペルの一つ「ダスト・オン・ザ・バイブル」も収録されていた。こちらも1947年でベイレス・ブラザーズ(Bailes Brothers)のパフォーマンス、クレジットを見ると、どうやらライター・チームによるものらしい。(2015/05/19)
◆過去のメモ◆
□この春はローズ・マドックスで、(2014/03/08)
年)というゴスペル・アルバムの部分が、少し上向きにセットしたという現在の心持ちにフィットする。「アイル・フライ・アウェイ」とかね。件の「ファーザー・アロング」も収載されている訳だが、アルバム冒頭の「トランプ・オン・ザ・ストリート」の旋律は、「ファーザー・アロング」に重なっていることが気になる。「ファーザー・アロング」はカントリー・ゴスペルとしてスタンダード化しているが、「トランプ・オン・ザ・ストリート」は別の演奏を聞いたことないなぁーと思いを巡らす。さて、どっちがどうなのやらと。
◆追記◆
その後ちょっと調べてみて、「トランプ・オン・ザ・ストリート」、1940年代に活躍したアパラチア系のカントリー・シンガー、モリー・オデイ(Molly O'Day)の持ち歌らしいということは分かった。ベア・ファミリー・レコーズのコンピレーションCD『カントリー・ボーイズ・ドリーム』(2008年)に、モリー・オデイ&ザ・カンバーランド・マウンテン・フォークスによる1947年リリース版が収録されていた。流行歌としては、こちらがオリジナルといっていいのかな。楽曲クレジットは「Cole」のみとなっていて、これもさらにリサーチしてみると、グラディ&ヘイゼル・コール夫妻の共作だという。「ファーザー・アロング」との関連性までは及ばなかったが、ハンク・ウイリアムス(Hank Williams)も歌っているらしいことが分かった(手元のハンク・ディスクには収録なし)。
ちなみに、このコンピ盤には、やはりローズが十八番としているカントリー・ゴスペルの一つ「ダスト・オン・ザ・バイブル」も収録されていた。こちらも1947年でベイレス・ブラザーズ(Bailes Brothers)のパフォーマンス、クレジットを見ると、どうやらライター・チームによるものらしい。(2015/05/19)
◆過去のメモ◆
□この春はローズ・マドックスで、(2014/03/08)