2015年11月29日日曜日

遅まきながら、『ア・クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター』

何故に今までコレクションしていなかったのかと、今シーズンになってフィル・スペクター(Phil Spector)のクリスマス・アルバム『ア・クリスマス・ギフト・フォー・ユー・フロム・フィル・スペクター(1963年)をCDで調達。ロネッツ(The Ronettes)を聴きたかったのが主たる理由、13のトラックのうち、「フロスティ・ザ・スノーマン」「スライ・ライド」「ママがサンタにキスをした」の3曲か。そうか、ダーレン・ラヴ(Darlene Love)はモーガン・ネヴィル監督の2013年製作バックコーラスの歌姫たち」(2014/03/30)でフォーカスが当たっていた主要なボーカリスト。こっちは「ホワイト・クリスマス」など4曲。
前後して、やっぱりドリス・デイ(Doris Day)が聴きたくなって、19曲収載のコンピレーションCDを調達してしまった。この2枚、よき時代のスタンダード中のスタンダードが、時代を経て色褪せないパフォーマンスで歌われているという共通性に気づく。例えばフィル・スペクターのアルバムはジーン・オートリー(Gene Autry)ルーツの3曲「フロスティ・ザ・スノーマン」「サンタ・クロースがやってくる」「赤鼻のトナカイ」を網羅しているとかね。それぞれ、さまざまなバージョンを聴いているのに、あらためて感心。
生活に疲弊気味なので、これらを癒しと糧に。