2014年12月1日月曜日

「紙の月」は、、、ペーパー・ムーンなのにね。

予告編とかで宮沢りえに魅かれて、吉田大八監督の新作「紙の月」。妙齢は超えたりえちゃん、確かにエロさはあるなぁー。それだけでよいかもしれないが、情事と逸脱の進行にカットバックで織り込まれたミッション・スクール時代の募金をめぐるトラウマ事件が、全くシンクロしていなくて心に響かないのが最も惜しまれる。主人公の女性の心理に接近できないということ。これは映画としての仕上がりの問題なのか、そもそものドラマ(原作?)の問題なのか。プロットの積み上げが作り物じみて、、、机上の、いや紙の上でのドラマツルギーにとどまってしまったのではとも。

「紙の月」の評価メモ
【自己満足度】=★★☆☆☆
【お勧め度】=★★★☆☆

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