2012年8月2日木曜日

スタンリー・ブラザーズ

ネット社会の進展で、商業音楽界におけるメディアの意味合いの変化が著しいものの、アルバムやコンピレーション企画でLPやCDに馴染んできたので、おのずと歴史的な録音を志向する。減少・縮小しているCDショップの店頭では、海外製作による名作アルバムの復刻やテーマ編集などの廉価版ボックス・セットに、いつも目が留まり、先日はスタンリー・ブラザーズ(The Stanley Brothers)とオデッタ(Odetta)に食指が動いてしまった。
スタンリー・ブラザーズは、1958年から1960年までの8つのアルバムを4CDに収録(ちなみに、これで1,000円)。これまで、こんなにもまとまって聞くことはできていなかったものの、この古そうで新しいブルーグラス・デュオのパフォーマンスにピタリとはまり、魅せられてしまった。この間のテーマ「ホワイト・ゴスペル」として、数々のヒム、セイクリッド・ソングが入っているのも嬉しいところ。
ボブ・ディラン(Bob Dylan)はスタンリー・ブラザーズをリアル・タイムで聞いていて、相当のファンらしい。にわかにつながらないものの、この関係も思い出しつつ、聞いているところ。

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