2014年5月4日日曜日

『ジーン・リッチー and ドク・ワトソン at フォーク・シティ』

気になって調達した、CDで『ジーン・リッチー and ドク・ワトソン at フォーク・シティ』をしばし聞き流す。アルバム・リリースとしては1963年か。受け止めた感じとしてはヒルビリーとかカントリーというのでもなく、ソフィストケイテッドな都会のフォーク・リバイバルのパフォーマンスとは対極にある静謐なジョイント、なるほどフォークである。ホワイト・ゴスペルとしての「アメイジング・グレイス」は素朴でさえある。そういえばドク・ワトソン(Doc Watson)は、ニッティ・グリッティ・ダート・バンド(NGDB、Nitty Gritty Dirt Band)の『永遠の絆(ウィル・ザ・サークル・ビー・アンブロークン)』(1972年)ではインストゥルメンタル版に参加していた「ワバッシュ・キャノンボール」のボーカルが聴かれたのも収穫。17のトラック、吟味を要する。

0 件のコメント:

コメントを投稿