2014年7月26日土曜日

「私の男」

海外映画祭で受賞したからという話題性はあったものの、道内ロケーションを肝として熊切和嘉監督であるという動機で観てみた「私の男」。正直、文字の方が分かりやすいのだろうとの感想。おそらく、プロットは映画仕様に再構成されているのだう。画像・映像的に不満はないが、描こうとしたドラマと情念に共鳴するところがなかったのが分からなさの原因。映画話法には敢えて不足気味に語ることでの心象効果という手法があるが、多分に不足し過ぎではとも。
背中に引っ掻き傷?あったよね。
ドラマツルギーの成否の一方で、モチーフ旋律のドボルザーク引用は通俗すぎると受け取ったし。

「私の男」の評価メモ
【自己満足度】=★★★☆☆
【お勧め度】=★★☆☆☆

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