2012年5月3日木曜日

♪スイング・ロウ、スイート・チャリオット

札幌は昨日、桜が開花したそう。連休後半は好天が期待できずかな。5月もスピリチュアルで。「スイング・ロウ、スート・チャリオット」、われわれ邦人にも最も知られた黒人霊歌の一つ。私もよく知っているつもりでいて、旧約聖書の世界から引かれた歌詞は、これまであまり気にかけたことがなかった。チャリオット、単に「馬車」とする訳出が多いものの、「戦車」としている例が散見される。戦闘用の2輪馬車だそうで、「ベン・ハー」に出てくる形状を思い浮かべてしまうのも常であった。
最近やっとこさ、ユダヤの民の試練を奴隷の境遇に重ね合わた隠喩の味わいに目覚め、また、これも白人によって演奏されることが多いことを再認識した。何故に白人が黒人霊歌をという素朴な疑問から手持ちのCDのライナー・ノーツを読んでいると、新たな謎に遭遇。この楽曲、ワリス・ウィリス(Wallace Willis)という作者がいるのだそう。さて、この人物とは?本日までのところ、よく分からなかった。

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