2013年11月24日日曜日

『クリスマス・ウィズ・ジ・エヴァリー・ブラザーズ』

6枚目はエヴァリー・ブラザーズ(The Everly Brothers)。アルバム・タイトルとしては『クリスマス・ウィズ・ジ・エヴァリー・ブラザーズ・アンド・ザ・ボーイズ・タウン・クワイア』で12曲収載。これがオーソドックな選曲と、これぞボーカル・アルバムというパフォーマンスと録音のバランスのよさで、今シーズン一番のお気に入りになってしまった。といっても1962年の録音、気にはなっていたが今回やっとCD再発盤を入手。フィルドンの地声の質とハーモニーを身近に感じ、妙に最近の私にはフィットしてしている。ハーモニーによってあらためて楽曲のよさも浮かび上がってくるし。合唱団とのジョイントというのも成功してると思う。
選曲の特徴は人口に膾炙され長年歌い継がれてきたクリスマス・クラシックスかつ讃美歌、宗教心に富んだ楽曲であること。シンプルな祝歌であっても、ブラザーズの姿勢に敬虔さがうかがえるのが心地よい。エンディングの「ウィー・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス」とかね。

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