2014年3月20日木曜日

ボブ・ディランの30周年記念コンサート、を拝見

1992年にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行われたボブ・ディラン(Bob Dylan)の30周年記念コンサートがNHK‐BSで放映され、まず、パート1を拝見。アルバムもビデオも持っていなかっただけにに嬉しい限り。やっぱり、だれがどの曲をどんな風に歌っているのかというのが、トリビュートものの楽しみかな。ん、しかし、もう20年以上も前の出来事だったんだ。ニール・ヤング(Neil Young)がすっきり若く見える。音だけでなく動き付きで観るならニール・ヤングのパフォーマンスが好き。ジューン・カーター・キャッシュ(June Carter Cash)とジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)の「悲しきベイブ」は画的に貴重にも思えたり、クリス・クリストファーソン(Kris Kristofferson)のMCは意外でもあり、ディランとジョニー・キャッシュの出会いは1964年って言った?、、、印象的なパフォーマンスとしてはこの前半までではジョニー・ウィンター(Johnny Winter)の「追憶のハイウェイ61」かな。まもなくのパート2が楽しみ。

◆追記◆
パート2はというと、ロザンヌ・キャッシュ(Rosanne Cash)、メアリー・チェイピン・カーペンター(Mary Chapin Carpenter)、ショーン・コルヴィン(Shawn Colvin)の当時若手の面々による「ユー・エイント・ゴーイング・ノーホエア(どこにも行けない)」はカントリー・テイストが活きていた。終盤、コアな面子のジョイントによる「マイ・バック・ページズ」が、このコンサートの象徴かな。結構はまりそう。たぶん、初めて聴いたのは十代のころで『グレーテスト・ヒット第2集』(1971年)、初出は4枚目のアルバム『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』(1964年)であったか。30年を経て、このコンサートのためにつくられたかのような含蓄に引き付けられる。一方でディランのソロ・パフォーマンスは素直に初視聴ではフィットしないと思いつつ、どう受け止めてよいのかと。
みうらじゅん氏が、エンディングでのディランとニール・ヤングの握手の意味に着目していたが、トム・ペティ(Tom Petty)も「雨の日の女」の歌詞にニール・ヤングを歌い込んでいたな。これはディランのオリジナルか?

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