2014年11月11日火曜日

ブラインド・ボーイ・グラント

「ブラインド・ボーイ・グラント」は、1962年のファースト・アルバム制作に前後してボブ・ディラン(Bob Dylan)が使用していたブラインド・ネームで、雑誌への作品発表や録音がいくつかあるのだそう。ブートレッグ・シリーズ第11集に前後して入手したHumdingerシリーズのコンピレーションCD2枚組みで、デック・ファリーナ(Dick Farina)&エリック・フォン・シュミット(Eric von Schmidt)へのジョイント参加したパフォーマンスを初めて聴くことができて感激した。しかも、「グローリー、グローリー(レイ・マイ・バーデン・ダウン)」があり、別にディラン自身の「ウィル・ザ・サークル・ビー・アンブロークン」も収録されていて。これは、ブートレッグ・シリーズ第11集のボーナス・ディスクと聴き比べができるしね。
「ブラインド・ボーイ・グラント」クレジットではないものでは、キャロリン・ヘスター(Carolyn Hester)、ビッグ・ジョー・ウィリアムス(Big Joe Williams)やハリー・ベラフォンテ(Harry Belafonte)の録音への,、それなりに目立ったハーモニカ・サポート等も数曲収載。キャロリン・ヘスターの歌唱ってヘタうまだったんだね。「アイル・フライ・アウェイ」、結構好きかも。
シカゴでスタッズ・ターケルのラジオ番組とか、カナダ・モントリオールのフィンジャム・クラブとか、ここのところ聴き馴染んでカブる音源もあるけど、ジェシー・フラー(Jesse Fuller)の「サンフランシスコ・ベイ・ブルース」、マーダー・バラッドの代表格「バーバラ・アレン」とか、「プリティ・ポーリー」なんかも初めての出会いで嬉しい限り。

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