「タイム・アフター・タイム」といえば、現在ではシンディ・ローパー(Cyndi Lauper)発の楽曲を指すのかな。やっぱり、サミー・カーン&ジュリー・スティン作も、スタンダードならではの味わいを忘却することはできない。何気に特段の期待もなく、TV放映バージョンでみていた「いつか眠りにつく前に」(2007年)、人生を終えようとする老女の青春ストーリー・交友関係がカットバックされる。老女、ヴァネッサ・レッドグレーヴの若かりしころを演じたクレア・デインズが友人の結婚パーティーで歌唱。さすがにハリウッド女優、キャッチがある。この唄だけで、映画の主題が感じとれる気もした。
2011年12月30日金曜日
2011年12月29日木曜日
〈北国の帝王〉
カントリー&フォークには「ホーボー・ソング」というジャンルが存在する。カーター・ファミリーの「ワバッシュ・キャノンボール」などが代表例で、この「ホーボー(hobo)」という米語は、主に無賃で貨車等を使って移動する渡り労働者(ある論述では「鉄道乞食」の表現も)を意味するという。なかなかイメージしづらいホーボーであるが、ロバート・アルドリッチ監督の「北国の帝王」(1973年)を観て納得できた。大恐慌最中の1930年代、ホーボー同士のタダ乗り競争に阻止を図る車掌を加えた三つ巴の対決ドラマ、主演・帝王のリー・マーヴィンと車掌役(?思い出せない)が傑出した存在感、アルドリッチの職人演出が冴えをみせている。
2011年12月25日日曜日
♪ホリー・アンド・ザ・アイビー
ジャネット・サイデル(Janet Seidel)の日本盤『ジャネットとクリスマス!』(2004年)、「アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス」、「ザ・クりスマス・ソング」など定番もカバーしているが、「ホリー・アンド・ザ・アイビー」、「ザ・シルバー・スターズ・アー・イン・ザ・スカイ」、「ビー・ゾウ・マ・ヴィジョン」など、ポップなクリスマスアルバムではめずらしい楽曲を取り上げ成功している。ジャネットの魅力は温もりを伴い奥行きある優しさ。せわしい師走の最中、ジャネットを聞いてモチベーションを整える。
このアルバム、原題は収録曲から『Hooray for Christmas』となっている。この曲も1992年作と新しい作品、ほかで聞いたことがないような気もする。
このアルバム、原題は収録曲から『Hooray for Christmas』となっている。この曲も1992年作と新しい作品、ほかで聞いたことがないような気もする。
2011年12月24日土曜日
♪ザ・クリスマス・ソング、を開いてみる
スタンダード好きなので、村尾陸男氏の『ジャズ詩大全』シリーズには折に触れてお世話になっている。中でもこのシーズン開く回数が多いのが『別巻・クリスマス編』だ。もともと添え物企画のようだったが、読者らの要望で収載曲を増やし『増補・改訂版』(2006年)を出したとかで、私も両書を所有することに。村尾氏が述べているよう「内容は所どころジャズ色がない純粋なクリスマス聖歌、賛美歌に関する本」であるが、楽曲の成り立ちから映画・ミュージカル等による流行の経緯など雑多なエピソードを拾い、あるいは音楽家視点による分析によって丹念な研究成果として提示してくれている。
ジャズ系の定番としては「ザ・クリスマス・ソング」。ジャズシンガーのクリスマスアルバムには大概カバーされているがやっぱり、ナット・キング・コール(Nat King Cole)。村尾氏は、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)がコール歌唱のレコードから「無人島にもっていく一枚」に挙げたエピソードを紹介。「スターダスト」などと同系、米国人はこよなく愛するが、日本人にはそこまでの贔屓目はないんだろうな、などと考えながら読む。
ちなみに『増補・改訂版』、既刊書1~19巻の「曲目索引」も相当重宝しています。
ジャズ系の定番としては「ザ・クリスマス・ソング」。ジャズシンガーのクリスマスアルバムには大概カバーされているがやっぱり、ナット・キング・コール(Nat King Cole)。村尾氏は、クインシー・ジョーンズ(Quincy Jones)がコール歌唱のレコードから「無人島にもっていく一枚」に挙げたエピソードを紹介。「スターダスト」などと同系、米国人はこよなく愛するが、日本人にはそこまでの贔屓目はないんだろうな、などと考えながら読む。
ちなみに『増補・改訂版』、既刊書1~19巻の「曲目索引」も相当重宝しています。
2011年12月23日金曜日
金曜日だけど、♪サンデー・モーニング・カミング・ダウン
この1週間くらい真冬の寒波、昨晩からは雪でやや寒さ緩む。いろいろあった1年だが、ここにきて身の回りの環境変化がさらに進んで、今朝は「サンデー・モーニング・カミング・ダウン」がフィットする気分。クリス・クリストファーソン(Kris Kristofferson)って、いい曲書くよなーぁて思いつつ、この曲は歌詞も含めて、繰り返し聴いたことで味わいが分かったのも確か。『The Perfect Country Collection』で、ファースト・アルバムの『クリストファーソン』(1970年)とともに、リン・アンダーソン(Lynn Anderson)のアルバム『ローズ・ガーデン』(1971年)にも収録されていた。リンのサウンドはいわば歌謡曲で懐かしさを感じる。しかし、この選曲はどうなんだろう?もう、少し聴き比べていくことに。
◆追記◆
ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)、1970年のヒットで知られ、カントリー・スタンダードの位置にあるといえるが、最初の録音は1969年のレイ・ステーヴンス(Ray Stevens)だそう。
□〈白鳥の歌〉~♪アイ・ソー・ザ・ライト(2013/09/22)
◆追記◆
ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)、1970年のヒットで知られ、カントリー・スタンダードの位置にあるといえるが、最初の録音は1969年のレイ・ステーヴンス(Ray Stevens)だそう。
□〈白鳥の歌〉~♪アイ・ソー・ザ・ライト(2013/09/22)
2011年12月16日金曜日
チャーリー・ブラウンのクリスマス
邦題は『スヌーピーのクリスマス』だったかも。クリスマスシーズンものジャズ系のポピュラー歌唱は多々あれども、ピアノトリオの定番と言えばやっぱ、ヴィンス・ガラルディ(Vince Guaraldi)のこの盤だ。決して、お子様仕様にはとどまらない粋なジャズパフォーマンス。不勉強で記憶のみで思い起こすが、「クリスマス・タイム・イズ・ヒア」の昨今の隆盛はこの盤が起点となったのでは。この曲、ダイアナ・クラール(Diana Krall)のブレーク過程、1998年であったかミニ・アルバム収載版にも凝ったし。
それぞれ繰り返し、繰り返し聴いて飽きるわけではない。夜半、一杯の酒を引き立てるこの調べ、今年のどんな記憶の琴線を増幅するのか、年末までお世話になりたい気分である。
それぞれ繰り返し、繰り返し聴いて飽きるわけではない。夜半、一杯の酒を引き立てるこの調べ、今年のどんな記憶の琴線を増幅するのか、年末までお世話になりたい気分である。
2011年12月15日木曜日
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