2013年3月24日日曜日

♪トム・ジョード

友人遺品から、ジャック・エリオット(Jack Elliott)のアルバム『シングズ・ザ・ソンズス・オブ・ウディ・ガスリー』を聴いていて、「トム・ジョード」って、カーター・ファミリーのバラッド「ジョン・ハーディ・ワズ・ア・デスペレイト・リトル・マン」と旋律一緒じゃんと気づいた。
確か、「トム・ジョード」は放浪の徒であったウディ・ガスリー(Woody Guthrie)が、ジョン・フォード監督の「怒りの葡萄」(1940)を観ていたく共鳴、インスパイアされてつくり上げたアルバム『ダスト・ボウル・バラッズ』の1曲(たしか2バージョン収録)で、ヘンリー・フォンダが演じた主人公の名にちなんだ楽曲と記憶していた。「わが祖国」はカーター・ファミリーの「ホエン・ザ・ワールズ・オン・ファイア」に対応し、ゴスペル・ルーツ。今回はバラッドということで。旋律借用して新たな歌詞で歌う手法が多かったというウディ・ガスリー、本歌を意識してもう少しちゃんと聴いてみなくては。歌詞ともども。

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