2013年3月2日土曜日

再び、♪スタンド・バイ・ミー

本日2日付の朝日新聞「うたの旅人」は、ベン・E・キング(Ben E. King)の「スタンド・バイ・ミー」だった。記事によると、ロブ・ライナー監督の同名映画(1986)の舞台となったオレゴン州ブラウンズビルにロケ地観光で訪れるのは圧倒的に日本人が多いのだそう。映画も好きだが、個人的にはアルバム『ロックン・ロール』(1975)収載のジョン・レノンのパフォーマンスが、ベンのオリジナルと甲乙つけがたく好きだ。
今回の記事では、この曲が一般の日本人にはあまり知られていないと思われるゴスペル・ルーツであることを指摘し、ベンへの取材からサム・クックが歌う「オー・ロード、スタンド・バイ・ミー」にインスパイアされた経緯を聞き出しているのが興味深かった。漠然と元祖本歌は、チャールズ・アルバート・ティンドレー(Charles Albert Tindley)作の「スタンド・バイ・ミー」ではないかと思い込んでいたが、果たしてこれらに連関はあるのか?サム・クック歌唱曲は、にわかに思い出せないものの、今後の探究の楽しみに。

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