2013年7月10日水曜日

ストリング・バンド?って、、、

先日、久々に書店へと足が向き、店頭にて『アメリカン・ルーツ・ミュージック 楽器と音楽の旅』でお世話になった奥和弘氏の新刊『アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』に遭遇、これはと得心して購入し早速ななめに通読。各種の楽器演奏に親しまれている著者ならではの嗜好が表れているというべきか、氏自身、巻頭で早々に宣言されているように、「ストリング・バンドの系譜をたどうような」ディスク選考と解説が付されているのが特長で、私ら一般邦人には新鮮な面白みのあるところ。コンテンポラリーのカントリー・ミュージックからは遠く、ブルーグラスはライン上といった感じか。
とはいっても、ボブ・ディラン評価には共通の認識を感じたり、最近思い起こしたウディ・ガスリーの「トム・ジョード」(2013/03/24)につながる、ブルース・スプリングスティーンの関連アルバム(1995年)を教えていただいたりと、私のツボを刺激する論説が多々。ルーツ巡りの旅、まだまだ、未踏の領域が広すぎると圧倒されてしまう。とりあえず、この書籍、あらためて精読へ。

『アメリカン・ルーツ・ミュージック ディスクでたどるアメリカ音楽史』の評価メモ
【自己満足度】=★★★★☆
【お勧め度】=★★★★☆
※とはいっても、一般の邦人洋楽ファンはどう受け止めるか、やや難しく、興味のあるところ。

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