2014年8月20日水曜日

♪リング・オブ・ファイアーつながりてアニマルズへ

ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)の評伝本『Johnny Cash : The Biography』(著作・Michael Streissguth氏)がらみて「リング・オブ・ファイアー」を調べていると、アニマルズ(The Animals)バージョンがあることに気づく。アニマルズ、とりわけエリック・バードン(Eric Burdon)のボーカルに心酔いていた友人の遺品を掘り起こしてみると、1968年の録音で聴くことができた。最近聴いてなかったけど、もともと好みのブリティシュ・インベンションの雄、CD2枚組のコンプリート・コンピレーション盤へと進む。やっぱ、サウンド、クールだね。
「ザ・ハウス・オブ・ザ・ライジング・サン(朝日のあたる家)」は、キーボードのアラン・プライス(Alan Price)となっているなど、やっぱり楽曲のクレジットが気になるなぁ。ボブ・ディラン(Bob Dylan)のファースト・アルバムより2年遅れの1964年の録音で、ちょうど渡英していたディランをかえって鼓舞したロック・テイストたっぷりの味わいが魅力だが、まあ、基本的にはデイブ・ヴァン・ロンク(Dave Van Ronk)の曲調がベースなんでしょうとも。
ほか、「アイム・マッド・アゲイン」ボ・ディドリー(Bo Diddley)の「アイ・アム・ア・マン」が元歌かと思うが、クレジットはジョン・リー・フッカー(John Lee Hooker)とか。マディ・ウォーターズ(Muddy Waters)の「マニッシュ・ボーイ」はじめ派生バージョンやカバーは多々耳にするが、フッカー版は記憶にないような、、、通して、聞き飽きないことに違いはないのだが。

◆過去のメモ◆
♪リング・オブ・ファイアー(2011/12/07)
「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」(2014/06/19)

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