2015年5月14日木曜日

《ボブ・ディランのアメリカ~愛聴盤101枚の世界~》

出版は気に止めていて手元には置いておいたのだけど、やっと鈴木カツ氏の『ボブ・ディランのアメリカ~愛聴盤101枚の世界~』(2014・4)に着手、読み進めていところ。ここ2~3年のボブ・ディランに傾いた渉歴から見逃しはできぬとは思っていたが、開いてみて101枚中の1番目は何とあの、ハリー・スミス編纂、1952年初発の『アンソロジー・オブ・アメリカン・フォーク・ミュージック』『アンソロジー・オブ・アメリカン・フォーク・ミュージック』、2014/09/28)で、かつ、書籍の扉にそのジャケットのカラー写真が掲げられているとか、一般には語られることが少ない1962年のデビュー・アルバム『ボブ・ディラン』ディラン、ファースト・アルバムの元歌対比集、2014/06/08)の評価であるとか、まさにこの間の小生の見立てと重なる指摘に安堵したり、諸々の知見からは視界も広がったりである。
デビュー盤収載の「朝日のあたる家」♪連れてってよアルバム、2014/09/13)とアニマルズの録音の関連については、「真相は藪の中」と言われてしまうと、やっぱり、そうなのかともね。
じっくり読み解き、聴き解いていくことに。

◆過去のメモ◆
アンソロジーとしての、ザ・ベースメント・テープス(2014/11/09)
ベースメント・テープスの源流(2014/11/21)
「♪貧者ラザロ」で、たどってみる(2014/11/26)

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