2012年2月26日日曜日

バーバラ・ヘンドリックスに教わる

ブラックとホワイトを巡って、やっぱり、「ウィル・ザ・サークル・ビー・アンブロークン」に繰り返し戻ってくる。カントリーミュージシャンたちが歌っているのは、もちろん、A・P・カーター(A.P.Carter)作詞。旋律に前史があるのは、何とはなく意識していたが、ゴスペルで歌われているのは「グローリー、グルーリー !(ハレルヤ!)」として、そして本日の気づき、そのルーツはニグロ・スピリチュアルの「ホエン・アイ・レイ・マイ・バーデン・ダウン」。20駿年前に購入したバーバラ・ヘンドリックス(Barbara Hendricks)の黒人霊歌集で再発見する。「この重荷をおろしたら」という、元歌の歌詞はシンプルで典型的なスピリチュアル。ザ・バンド(The Band)の「ウエイト」とは呼応関係、発展系になっているのにも感心。
それにしても、この辺の関連、日本語文献では読んだ記憶がないのだが、、、どうなんだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿