2011年11月29日火曜日

♪アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス

ホリーコール(Holly Cole)って、イメージと違うけど、1995年のトロントライブのほかに、1991年にミニアルバム、2001年には『聖夜の物語(Baby, It's Cold Outside)』とクリスマス企画好きだ。好みの問題でしょうが、私はトロントより、ストリングスが薄くオリジナルのトリオが浮き出ている聖夜の方を愛聴している。
冒頭「クリスマス・タイム・イズ・ヒア」、あらためて、いい感じ。「クリスマスを我が家で」は、ドリス・デイ(Doris Day)の「センチメンタル・ジャーニー」などと同期の楽曲で、オリジナリティとしては大戦が終結した当時のモチベーションを醸している。かつて、東京でサラリーマンだったころ、このシーズン、街角でこの曲を耳にするにつけ、ノスタルジーとともに、相対して「今、ここで生きている」ことを実感していたことを思い出す。ホリーの陰な歌唱、けして気持ちが下向くわけではない。

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