2011年12月1日木曜日

カントリーのクリスマス

スタンダード好きで、クリスマスといえばナット・キング・コール(Nat King Cole)の「ザ・クリスマス・ソング」を筆頭としたジャズ系の録音を聴いていたが、2003年発売だったか、いわゆるVA盤の『A VERY SPECIAL ACOUSTIC CHRISTMAS』というCDを何気に店頭でみつけ、カントリー畑のクリスマス・ソングに魅せられてしまった。私の嗜好であるアコースティク基調ということに加え、トラッド、スタンダードとオリジナルがほどよいバランスで、ウィリー・ネルソン(Willie Nelson)、アラン・ジャクソン(Alan Jackson)、アリソン・クラウス(Alison Krauss)、アール・スクラッグス(Earl Scruggs)、ロンダ・ヴィンセント(Rhonda Vincent)、ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)ら参加ミュージシャンが新旧にもかかわらず、アルバムコンセプトの一貫性が心地よい。
アリソンやロンダはオリジナル、パティ・ラブレス(Patty Loveless)の「オー・カム・オール・フェイスフル」、リッキー・スカッグス(Ricky Skaggs)の「アウェイ・イン・メインジャー」など讃美歌でも、調和と敬虔さを醸すアコースティク力を感じる。ダン・ティミンスキー(Dan Tyminski)は「フロスティ・ザ・スノーマン」、楽しさも両立している。

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