2012年1月7日土曜日

『ボブ・ディランズ・カントリー・セレクション』

ネット上で「こんなのあるんだ」と何気なくみつけて発注し年末に届いたCD2枚組『Bob Dylan's Country Selection』、ディランが録音したりツアー等のカバーパフォーマンスで取り上げた、カントリークラシックのオリジナルバージョン集という趣向。カントリーを集中して聴き始めたのは最近で、ベスト盤やトリビュート盤的なものが多くなっていたが、その意味でこの企画はカントリー・ミュージックの秀逸なベスト盤となっていることに感激した。
鈴木カツ氏の『ボブ・ディランのルーツ・ミュージック』プラスアルファで、ディランのカントリー渉歴がみえてくる。全42曲の解説付き(輸入盤なので英文)もありがたい。カーター・ファミリー(The Carter Family)の「リトル・モーゼス」、マーティ・ロビンス(Marty Robbins)の「エル・パソ」など意外に思える曲も多々、今現在、オリジナルとしてのマ-ル・トラヴィス(Merle Travis)の「ダーク・アズ・ア・ダンジョン」にしびれている。これも炭鉱ソング?

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