2012年1月31日火曜日

ストーンズが歌ったゴスペル

『THE ESSENTIAL GUIDE TO GOSPEL』というコンピレーション3CDセットで、ゴスペルを再学習中。1枚目は「ルーツ&パイオニア」がコンセプトというが、ローズ・マドックス(Rose Maddox)、ミシシッピ・フレッド・マクダウェル(Mississippi Fred McDowell)の歌声に耳が止まる。フレッド・マクダウェルって、ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones) の「ユー・ガッタ・ムーヴ」のオリジナルを歌っていたブルースマンだったね!フレッド・マクダウェル歌唱の原題は「ユー・ガット・トゥ・ムーヴ」だったか、。そこで、気づいたんだが、この曲って「ゴスペル/スピリチュアル」だったんだ。何て、ブルースとゴスペルの垣根の低いことか。ゴスペルといっても教会で歌う讃美歌ではない、俗と聖が直でつながるシンプルな世界観の歌詞。カントリー・ゴスペルもそうだが、宗教観をベースにした多様な表現のゴスペルが、ここかしこに存在していることを再認識した。
少し調べてみると、フレッド・マクダウェルが創作したという訳ではなく、スピリチュアル・俗謡としての歴史があるらしい。古い録音ってほかにあったかなぁ。

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