2012年1月8日日曜日

♪ヘイ、グッド・ルッキン

『Bob Dylan's Country Selection』、オリジナルパフォマー別ではハンク・ウリアムス(Hank Williams)9曲、ジョニー・キャッシュ(Johnny Cash)5曲、ハンク・スノウ(Hank Snow)4曲、ジミー・ロジャース(Jimmie Rodgers)とスタンリーブラザーズ(The Stanley Brothers)が3曲ずつなどの収録。むべなるかなの印象。カーター・ファミリー(The Carter Family)は2曲で、「ウィル・ザ・サークル・ビー・アンブロークン(バイ・アンド・バイ)」はロイ・エイカフ(Roy Acuff)盤となっている。
ハンク・ウリアムス原詞の音楽復刻により、昨年発売されたCD『The Lost Notebooks Of Hank Williams』に中心的に関わったディラン。これは意外性あり。セレクションのノーツによると、ハンクの「ヘイ、グッド・ルッキン」も1回限り披露したことがあるのだそう。セレクションのディランパフォーマンスを並べて聴いてみたくなる衝動がもたげる。また、鈴木カツ氏の著書によると、ディランは最近、カーター・ファミリーのトリビュート企画を温めているとのこと。こちらも楽しみである。

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