2012年1月9日月曜日

♪フォギー・マウンテン・ブレイクダウン

今朝はマイナス9度、今冬最低だった昨日のマイナス20度を経験しただけに少し緩んだ気もするが、まだまだ寒気の最中。マ-ル・トラヴィス(Merle Travis)の「ダーク・アズ・ア・ダンジョン」に導かれて、ニッティ・グリッティ・ダート・バンド(Nitty Gritty Dirt Band)の『ウィル・ザ・サークル・ビー・アンブロークン』(1972年)にもどる。やっぱり、よいなぁ、名演づくし。マール、ロイ・エイカフ(Roy Acuff)、ジミー・マーティン(Jimmy Martin)ら大御所の競演もあるが、アール・スクラッグス(Earl Scruggs)作の「フォギー・マウンテン・ブレイクダウン」も収録。今さらながらだが、この曲ってアメリカン・ニューシネマの嚆矢「俺たちに明日はない」(1967年)のサウンドトラックだったよね。
アメリカン・ニューシネマで育った世代として、バンジョーの小気味よい感じは記憶しているが、初めて見た当時はカントリー&ブルーグラスのミュージシャンまでは意識していなかったなぁ。ジャズやクラシックと映画の関係を説いた本邦の書籍は多々あるけど、カントリー・ミュージックと映画では、西部劇などを除くとほとんどないような気がする。この辺も整理して勉強してみたいものです。

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